遂に無料!コンテ作りやルックの提案にMovie Print

超便利。Movie Printがあれば即提案。
ついこの間10ドルかなんかで購入した筆者ですが、
気づいたらなんと、無料に!!!
持っている映像や映画のファイルをこのソフト内に読み込んで頂ければ、
ほら、この通りに映像をサムネイル表示できます。

超便利でしょ!?これで好きな映像作品ばんばん自分好みのアーカイブ作っちゃってます。
もちろん列数等や映像のどの部分をどの程度の間隔でスキャンするか
といった項目も細かく自分でいじれるのでMovie Printは非常に便利。


出力の解像度等も自分で選べますのでやろうと思えば超高画質の高容量ファイルも作成可能。逆にSNS用に小さく出力することもできるのでいろいろな用途で使用可能ですね。
映像のルックの提案に。
一番想定できる使用用途はやはり映像のルック(カラーグレーディング)の提案ですかね。
僕がディレクターとしてならクライアントやプロデューサー陣に、
撮影監督・カラリスト・DITとしてならディレクターに。
必ずルック(カラーグレーディング)の提案をプリプロの初期の段階にします。
やはり、最初の段階でルックの話を詰めないとあとで色々と辻褄が合わなくなっていくんですよ。ポスプロの最終段階でいきなり思った色じゃなかったとか、思った見た目じゃなかったとか言われたらトラブルの元ですし、まあ色々とめんどくさいですよね?
特に映像美にこだわる場合、映像制作の上流、すなわちプリプロの段階でどこまで詰められるかが勝負となります。
だって、
望むルックによって必要な機材やテクニック、そしてワークフローがガラリと変わるんです。
例えば、あのルックであればこれくらいの照明が必要で
これくらいの美術が必要。そしてそれを最大限活かしきるためには特定のカメラとレンズが必要といった具合に。
ルックによってもちろん予算まで変わってきてしまいます。
なので、あとのほうで認識の相違があると大変なことになるんです・・・。
そのために必ず僕はルックやカラーグレーディングの話を詰めるようにしてます(もちろんそこまで手が回らないような安い案件もたくさんあるのですが)。
Movie Printを使えば面倒なやり取りが少なくなる
これは実務レベルの話なんですが、いちいちレファレンス(参考映像)を参照するのに映像をみせるのはめんどくさいですよね?
というか実務的に無理があるんです。なぜなら最初はプロデューサーや監督も熱が入ってみてくれるんですがレファレンス量が多くなればなるほど、後々のほう同じ熱量持ってみてくれないです。
目も疲れてきますし、どんなルックやカラーが良いかも間隔がバグってきます。
そりゃそうですよね笑 自分だって興味のない映像を大量にみさせられるのは嫌です。要点だけまとめてきて!ってなります。
しかも映像だと、終わらせ所(映像の切りどころ)がわからなくなってくるんですよね。グダグダした会議になりがちです。
だから写真をさーーーってみせてあげたほうがよっぽど効率的ですよね。
その中で目にとまったものだけまた映像としてみせればいいだけの話ですし。
自分の映像のポートフォリオ化にも有能
もちろん、自分の映像をポートフォリオ化するときにも、使えますよね。
意外と映像を写真にするのってめんどくさかったりします。とくに過去の作品だといちいち良いところをスクリーンショット撮ったり等、時間かかるんです。
だから、最近は自分のポートフォリオもこのMovie Printを使ってますね。
好きなMVや映画、映像作品をどんどんレファレンス化していこう!
Movie Printを導入してからガンガン!
自分が好きだったり気になる映像作品をサムネイル出力しまくって、保存しまくってます。
それで自分独自のレファレンスレパートリーができると後々、役に立つんですよ。
監督やプロデューサーが言語化できないような微妙な色合いとかっていうのをこっちが一覧ですぐに見せて提案できるので、
まだ構想や企画の段階、はたまた営業の段階等あらゆるシーンで活躍するんですよね。
なので、皆さんも是非このMovie Printを活用してみてください。
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