僕も最初に動画編集したのはiMovie
自分が初めて動画編集をしたのは高校に入った時。
Macbook Proを手に入れたは良いものの編集ソフト等を当時買うお金もなく、しばらくの間はiMovie一筋で編集していました。
今ではすっかり色んな編集ソフトを使うようになりましたが、本当にiMovieからはじめて良かったなって思います。
[blogcard2 url=”https://www.apple.com/jp/imovie/”]
というのも、
その後は学校や仕事でPremiere ProやEdius等のありとあらゆる編集ソフトを触って覚えていくわけですが、
まあ使いにくいこと、使いにくいこと。
動画編集をまだ初めたての初心者が序盤に難しいソフトを使うと圧倒的に学習の
効率が悪いんですよ。
僕が動画を教える時に最重要視しているのは早いスピードで熱量を持って学ぶこと。
そしてそれを実現するにはまず動画編集が楽しいと思えないと絶対に続かないんですよ。
それなのに、いきなり難しいソフトを使うと編集が億劫になって学習スピードが落ちます。

iMovieを使う利点とは
iMovieは単純でシンプルなソフトウェア設計の為、Intuitive – 直感的で、 Learning Curve -学習ペースが早い です。
一日やそこら、色々いじっていれば、ある程度どんなボタンがどんな機能を持っているのか理解できるでしょう。まさに説明書いらずです。
Mac標準の無料のソフト。
iMovieはMac標準の無料ソフトです。一時期はダウンロードする必要もなくGaragebandやらと共に付属でついてきてましたね。
無料ですから文句はないでしょう。
まずはiMovieを初めてみてあれ?動画編集って合わないなって思ったらそれでやめてしまえばいいんですから。
高いソフトは面白いって思ってから買えばいい。まずは作ってみることだ。 – ニコラス
初心者は多分、他の編集ソフトを動かせるスペックのパソコンを持っていない
そして例え、高スペックPCを持っていたとして重いソフトの編集に耐えられたとしても、
間違ってはならないのは動画を編集する訳。
みなさんが動画をはじめる理由はなんですか?
大抵の場合、何かを表現したくて編集しますよね?
最初からスキルが欲しくて動画編集をはじめたりはしないはずです。
スキルはお金のようにあくまでも手段であって目的ではないのです。
ツールである編集ソフトもまたそうなのです。なので最初から面倒臭くて難しいソフトを触る必要はありません。
動画を作る上で必要な機能が十分備わっている
僕が動画編集初心者にまず何を学んで欲しいかって言うと、
それは単純なカット割りととてもベーシックなトランジション。
その上BGMと音の調整ができて、ちょっとしたテキストが入れられたら大抵の動画を作る上で十分じゃないですか???
今や世の中に溢れてる動画ですが、この機能が備わってさえいれば、ほとんどの動画って作れません?
昔なんてテープで編集していたのですから・・・
Youtube程度の編集だったらハッキリ言ってこれでいいよね
いわゆるYoutuberの動画の編集程度であったらiMovieでいいですよね。
高機能であることよりは早いスピードで効率がよく編集をこなせることに重きを置くはずです。
軽いので比較的弱くて狭い13インチのMacbookでも満足編集ができる。

よく13インチのMacbookを持ってこられて、これでPremiere Pro動きますか?って聞いてくる人がいるんですが、本当のことを言うと満足いくスピードが出ないですね。
4k素材がだんだんポピュラーになってきている中、動画処理はさらにマシンスペックを要する用になっています。
そんな中iMovieは割とサクサクと動きます(色んな理由があるんですが初心者用の記事なので端折)。それはMac OSとソフトの開発が一緒に行われているからです。
Androidの方がスペックが高いのに、iPhoneの動作がサクサク感じるのと一緒です。

次に、狭いというのは作業スペースの狭さです。
やったことがある人なら分かると思いますが、
Premiere Proを13インチMacbookの作業スペースで編集は至難の技です!!!!
iMovieは余計な機能がなくシンプルな設計で
UIがスッキリしているので13インチのMacbookでも操作がかなり楽です。
それは使ってみれば分かります(触ったことない人に言いたい)
シンプルが故に最近ではiPadやiPhone用のiOS版も出ています。
欠点:Macでしか動かない
あえて、欠点をあげるとしたらMacでしか動かないことくらいですかね(笑)。
逆手にとれば、動画初心者にはiMovieの存在だけでMacをオススメできるくらい使いやすいツールです。
Windowsも仕方なく仕事で使っている筆者な訳ですが、やはり動画以外の色んなタスクにおいてもMacはUIが秀逸です。
iMovieを卒業するタイミングはいつがいい?
所謂Youtuberレベル以上のテロップやエフェクト等が必要になってきたタイミング
CG やモーショングラフィックスをやりたくなったらそれは他ソフトが必要になってきますね。
(そもそも、そこまでの域になるとちゃんとしたコンポジットツールが必要になってくるのでPremiereやDavinciでも物足りないくらいですが・・・)
イメージ:ダストマンさんが作っている動画のようなクオリティ
仕事でどうしても他ソフトが必要になってくる場合
お仕事での編集となってくるとプロジェクトファイルの共有がクリエイター間や会社との間に必要となってくるので、
Premiere Pro等業界標準の他のソフトが必要になってくるでしょう。そしたら仕方がなく他ソフトに手を出すしかありませんね。
追記:iMovie だけで編集できる動画の具体例
記事を執筆した後にちょうど映像クリエイターのUssiyさんがiMovieだけで編集した動画をあげていたので具体例として挙げてみました!
BGMとSE(効果音)が入られて、カットさえ割れればカッコいい動画は作れるんです。
そして、撮影素材と構成がいかに大事かって言うのが分かります。
コメント